2012年7月9日月曜日

閑話休題3〜日本に来る条件?〜

こんにちは。
すっかり夏模様となり暑い日が続いていますが、
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
熱中症にはくれぐれもお気を付け下さい。
インドネシア特派員のヒゲです。

今日は、何かと話題になっているEPAに基づく看護師、介護士について。
先日何気なくインドネシア保健省のホームページを見ていたら、
2013年に来日する看護師・介護福祉士候補者募集のお知らせが出ていました。

募集要項も出ていたので読んで見たのですが、、、、、
その中には応募資格者も書いてありました。
2年以上の看護師としての経験等々、いろいろと条件があるのですが、
一番最後の条件が

「女性はタトゥーをしていないこと、男性はタトゥーとピアスの穴を開けていないこと」

となっていました。

インドネシアではタトゥーをいれている若者が結構多く、
以前大学に勤めていたときは新入生オリエンテーションの際には、
新入生がタトゥーをいれていないかのチェックがあり、
結構な数の学生がタトゥーをいれているのを見ました。

病院で働くわけですから、タトゥーをいれていないことが
条件になるのはわかるとして、男性だけピアスの穴が駄目なのは、
インドネシアらしいなと言う気がしました。

日本でも男性のピアスを好まない人はいると思いますが、
それでもすでにそれなりの市民権を得ているのではと思います。
一方で、インドネシアでは男性のピアスはタトゥーと同じくらい、
「不良」な行為と言う事なんだと思います。
男性がインドネシアに行くときは気をつけなければ行けませんね。

また、日本では住民票などがあれば十分自己の証明になりますが、
今回は出生証明書から住民登録証(KTP)など、様々な書類の提出が必要で、
しかも「全ての記載が一致すること」となっています。
このあたりも、公的書類といえども偽造書類があり得ると言うことなのだと思います。

これから選考があり、合格すれば来年に来日します。
制度の不備などいろいろ言われるEPAではありますが、
こうした選考をくぐり抜けた人たちが、
日イの架け橋となることを願っています。


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