2012年3月5日月曜日

海外進出への足がかり

こんにちは。
寒い日と暖かい日が交互に訪れ体調管理が難しい日々が続きますが、
久しぶりの日本の冬を満喫しているインドネシア特派員のヒゲです。

インドネシアに進出するための手続きなどについて書いてきましたが、
進出はしたいが先立つものがないという場合もあると思います。
近年は中規模、小規模の企業も海外への進出が進んでいますが、
一方でインドネシアでは最低資本金が1000万円とも
1500万円とも言われており、ハードルが高いのが事実ではないかと思います。
そんなときは、ODAなどを活用するのも一つの手かもしれません。

例えば日本の国際協力を担当しているJICA。
現在民間連携室という部署が募集しているのが
「中小企業連携促進調査」で、進出先での予備調査をすでに終え、
今後の事業化に向けて事業計画や資金計画の策定作業を行う必要のある
中小企業法に基づく日本の中小企業が対象となっています
(この案件は現在募集中のようです)。

あるいは、こちらは現在募集中ではありませんが「BOPビジネス連携」。
近年、途上国においてBOPビジネスを展開する企業が増えていますが、
このBOPビジネスを行うにあたり、調査を行おうとする企業が対象になっています。

税金を活用するため基本的には単年度の事業でなければならなかったり、
「中小企業連携促進調査」ではコンサルタントと共同で
プロポーザルを提出しないと行けないなど、いろいろと制約はつきますが、
条件が合えば検討の余地があるかも知れませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿