2011年12月26日月曜日

インドネシアの労災(JKK: Jaminan Kecelakaan Kerja)

こんにちは。
今年のクリスマスも終わってしまいましたが、
どのようなクリスマスを過ごされましたでしょうか。
インドネシア特派員のヒゲです。

さて、今日はJAMSOSTEKの一つ、労災保険についてです。
このJKKは、就業中の事故や業務に起因する疾病にかかった際、
休業補償をはじめとする補償を受けられる制度です。

掛け金は全額企業側が負担し、業務の内容(リスク)によって
給与の0.24%-1.74%となっています。

保障されるのは
1.事故に遭った際に現場から病院へ行く、又は帰宅するのに
必要な交通費(上限あり)
2.休業補償
3.薬代、看護費用
4.障害補償
5.死亡保障
6.リハビリが必要となった際のリハビリ費用
となっています。

その内容ですが、例えば休業補償ですが、
1.最初の4ヶ月間は給与の100%
2.次の4ヶ月間は給与の75%
3.その後休業が終わるまでは給与の50%
となっています。

また、1.に関しては、インドネシアでは救急車が有料だったり、
なかなか来ないので自分でタクシーで行ったりすることが多いので、
その辺りを想定しているのだと思われます。

*本記事の内容はあくまでも参考ですので、関連法令をインドネシア語の原文でご確認頂くか、現地の専門家にご確認頂きますようお願いいたします。

0 件のコメント:

コメントを投稿